2023年9月電子情報通信学会ソサイエティ大会で「複数種UAVと携帯端末を用いた避難誘導のベースステーション配置設計」というタイトルで名古屋大学で発表してきました(伊吹宏三郎)

はじめに

こんにちは. 先進ネットワーク研究室M1の伊吹宏三郎です.  
2023年9月12日~15日に愛知県名古屋市の名古屋大学で開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会にて「複数種UAVと携帯端末を用いた避難誘導のベースステーション配置設計」というタイトルで発表しましたので,その報告をさせていただきます.

研究概要

複数種のUAVと携帯端末を組み合わせた避難誘導システムを検討しています.

提案システムでは,小型UAVを搭載した大型UAVが、特定の飛行経路に沿って避難者を捜索し,避難者を発見すると、空撮画像から地上の道路状況を確認し、安全な避難経路を作成します。避難者が携帯端末でUAVと通信可能な場合、経路を直接送信し、通信できない場合は、大型UAVから小型UAVを分離し、小型UAVによる避難者の誘導を行います。小型UAVは避難者を誘導し終えると充電や整備のためのベースステーション(BS)へ戻り、大型UAVに搭載されるまで待機します。本発表ではBSの配置位置や数,BSごとに配備する小型UAVの数の変化が与える総避難完了時間への影響についてまとめています.詳細については,下記スライドや論文をご参照ください.

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感想

前回参加した学会よりも参加人数が多く様々な分野の発表を見ることができました.発表時間が短く,上手く伝えられていない部分もあったので普段のゼミから 簡潔にまとめる意識をしていきたいです.発表日の夜は名古屋駅の近くで手羽先を食べました.百貨店でレトルトカレーフェアが開催されていたのでお土産にいくつか買って帰りました.とても美味しかったです.