2026年3月に開催された総合大会に聴講参加してきました(橋本紘輝)

はじめに

D1の橋本です.2026年3月10日-13日に福岡県の九州産業大学で開催された総合大会に参加してきましたのでその報告をさせていただきます.

気になった発表

グラフ構造化データのための分散キャッシングに関する一検討栗山 歩土,中村遼(福岡大学)

グラフ構造化データは,ノードとエッジで構成され,データ間の複雑な関係性までも表現できる構造化データです.グラフ構造化データは,関連性によってデータに対して機械的な処理が可能となるので,AIを用いた活用が進んでいます.この研究では,構造化データを分割してキャッシュする時の効率向上のための,データ割り当て法を研究されていました.以前読んだ論文に,AIエージェントが要求するコンテンツはデータの関連性で推論時の精度向上させていくが,それらは人気があまり高くないコンテンツも要求するため,キャッシュミスが多発し,ネットワーク負荷につながっているというものがありました.うまく分割ができれば,そのような課題の解決ができるのかなと思い,面白い研究だと感じました.

VLMにおける分割キャッシュ制御方式和田 健史郎,奥田 兼三,馬場 宏基,君島 直樹,林 健太朗 ,武田 知典 (NTT)

VLM(Vision-Language Model)は映像とテキストを同時に処理可能なAIモデルで,自動運転の状況判断などで活用が期待されています.VLM内部では、複雑な計算処理がされその後,結果が出力されます.その計算過程では、同じような映像に対して過去の結果を再利用することで,計算処理を省略して推論速度を向上させるKVキャッシュと呼ばれるデータがあります.そのKVキャッシュの再利用率を向上させ,サーバの消費電力を低減させるため,キャッシュの分割サイズを制御する研究でした.LLMでは最小単位がトークンですが,映像は同じような画像が連続して構成されているので,最小単位をどのように定義するかも,効率を向上させるために必要だと学び,改めて完全自動運転の難しさを感じました.

感想

3年前に参加した時は会場が広く,自分の発表場所から他の発表を聞きに行くには時間が足らず聞きたいセッションを聴くことができなかったので,今回,自由にセッションを回ることができ,聞きたい発表が聞けて良かったです.

3月上旬でまだ寒いと思っていたのですが、暖かくて過ごしやすい気候でした。なので関西では販売していないブラックモンブランを初めて食べてみました。いきなり当たりを引いたのでびっくりしました!棒アイスで当たりを引くのは初めてだったのですごく嬉しかったです。(2本目ははずれでした)

ふくおか三大うどんとして知られる 資さんうどんも美味しかったです。こしがなくて実家で食べるうどんの味に似ていて僕は好きな味でした。