2025年9月電子情報通信学会ソサイエティ大会で「レポジトリを用いたIPFS可用性向上技術」というタイトルで岡山大学で発表してきました(WangShu)

はじめに

こんにちは,上山研究室M2のWangShuです.

2025年9月8日-9月12日に岡山大学で開催されたソサイエティ大会で初めて学会発表しましたから,その報告をします.

研究概要

研究内容は,IPFSネットワークに対して,新しく提案したデータ保存規則において,IPFSネットワーク全体の可用性や耐障害性を向上することを目的とします.

本研究では,「レポジトリ」という概念を導入し,もしあるデータとレポジトリのIDを比較した結果で一定な一致性を示したら,そのレポジトリは永続的にそのデータを保存します.アルゴリズムで各レポジトリのIDを配布したら,簡単に各データのコピーを制御できるし,コピーを平均的にネットワークに分散することができる.

本研究では,同じコピー数で提案手法と従来手法を比較しました.災害発生時や平常時に対する性能評価を行い,比較を行いました.

以下は発表に使用したスライドです.

WangShu_2509_ソ大会

感想

初めての学会発表で,思っていたより緊張しなくて,ちょっと不思議でした.質疑応答で言いたいことがうまく言えなくて,練習していきたいです.