2025年3月ICM研究会で「CDNキャッシュに対するキャッシュ汚染攻撃の最適化戦略」というタイトルで沖縄県石垣市石垣市民会館で発表してきました(Liu Jiaqi)

はじめに

こんにちは、先進ネットワーク研究室のM1のLiu Jiaqiです。

2025年3月13日~14日にで開催された情報通信マネジメント研究会で発表したので参加報告したいと思います。

研究概要

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)の利用が広がる中,それに伴い,セキュリティの脅威も増大している.CDNの効率的な運用を確保し,破壊的な攻撃を防ぐために,防御戦略の最適化に関する研究が進んでいる.本稿は,攻撃者の視点から本問題にアプローチし,攻撃戦略の最適化にフォーカスする.最適化基準はサービスの平均応答時間を最大化することである.M/M/1待機行列モデルとChe近似を用いて階層的CDNを構築し,遺伝的アルゴリズム(GA)を使用してCDNに対する攻撃戦略を最適化する.また,さまざまなCDNパラメタの下で最適な攻撃戦略とその影響を明らかにする.これらのデータを分析することで,CDNの脆弱性や攻撃者の最適化戦略の重要な特徴を明らかにする.

今回発表に使用したスライドはこちらからご参照ください。

LiuJiaqi-スライド