2025年3月研究会において「LEO衛星ネットワークにおける事業者間提携のモデル化」というタイトルで奄美大島のアマホームPLAZAにて発表してきました (近藤海斗)

はじめに

先進ネットワーク研究室のM1の近藤海斗です.

2025年3月3~5日に奄美大島のアマホームPLAZAで行われたインターネットアーキテクチャ研究会(IA研究会)にて「LEO衛星ネットワークにおける事業者間提携のモデル化」というタイトルで発表してきましたので,その報告をさせていただきます.

研究概要

低軌道に位置する LEO 衛星は遅延が少ない通信を可能にするが,個々の衛星の通信範囲が狭いため,多数の衛星を用いた衛星コンステレーションが必要となる.事業の初期段階における衛星数の制限から,サービス提供エリアや通信時間が限定的となり,利用者の確保が課題となる.本稿では,複数の LEO 衛星事業者が協力してサービスを提供
するモデルを提案し,その収益を協力ゲーム理論のシャープレイ値に基づき配分することを提案する.そして事業者間の協力による通信サービスの拡張可能性を数値評価により検証する.

詳細については,下記スライドや論文をご参照ください.

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感想

多くの質問・ご指摘をいただき,とても参考になりました.また,奄美群島でのみ造られている黒糖焼酎や海鮮を楽しむことができて満足しました.