2025年電子情報通信学会ソサイエティ大会で,「量子ネットワークにおける,マルチホップEPRペアの保持を目的とした量子メモリの配置法」というタイトルで発表をしてきました(森田哲司)

はじめに

こんにちは,上山研究室の森田哲司です.9月8日-9月12日に岡山大学で開催された,電子情報通信学会ソサイエティ大会に参加しましたので,その報告をします.

研究概要

研究内容は,量子ネットワークにおいて,どのように効率的にメモリを配置するのかについての研究を行いました.量子メモリはEPRペアの保持や量子の保存のために使用されるデバイスです.

本研究では,過去に提案した,シングルホップでの量子メモリの配置法を拡張し,マルチホップでの配置法と保存手法を提案しました.また,それらに対する性能評価を行い,比較を行いました.

以下は発表に使用した,スライドのPDFです.

ソ大会スライド_9月_提出用

感想

何回か発表を行ったことがあるので,今回の内容も緊張せずに発表をすることができました.また,発表の際にたくさんコメントをいただいたので,活かせる部分を活かしていきたいと考えています.